経営者が、経営をしていく上で数字に強くなったほうが良いのか?
そういったスキルが必要だという話によくなります。
あえて話をさせていただきます。
簿記や財務分析って必要?
例えば、経営者が簿記を取らないといけない、財務分析ができないといけないと
いう話になります。
勉強することが悪いことではないです。
悪いことではないですが・・・・正直言って必要ないと思っています。
やれればやれたほうがい良いですが、必要ないです。
じゃあ経営者にとって必要な数字って何なんでしょうか?
経営者にとって必要な能力のお話
簿記・財務分析というのは過去の話です。
終わった話を几帳してどうやって数字を作るか?
財務分析も終わった数字を、過去の数字をどうやって分析するか?
これは過去なんです。
経営者が必要な数字は未来です。
現場で必要なのは終わった話ではなくて
今から、この仕事をとるべきかとらざるべきか? このひとを採用するべきかせざるべきか? この設備投資をしていいのか良くないのか?
すべて未来なんですね。
という未来のシミュレーション能力が必要なんです。
過去の簿記や財務分析はそれこそ税理士に任せれば良いんです。
未来の話って現場でタイムリーに判断をしないといけませんよね?
いちいち税理士に相談できないですよね?
過去のはなしは税理士にまかせればよいんです。
未来のシミュレーションの能力を税理士にまかせっきりは致命的です。
社長さんは現場にビジョンを数字でつたえないといけないんです。
経営理念ももちろん大事です。 その経営理念の中に数字というスパイスをいれると
理念に深みが増しますし、説得力も倍増します。
是非、社長さんは未来のシミュレーション能力を磨いてください。